電子メール関係のサーバーウェア (daemon) には、SMTPとPOP3(またはIMAP)の2種類が最低限必要です。前者はサーバー同士の通信を担当し、後者はサーバーとクライアントとの通信を担当します。従って、電子メールサーバーをセットアップする際は、両者をどうやって連携させるかという部分を常に考えながら、設計・構築する必要があります。
ここでは、SMTPサーバーとして exim を、POP3およびIMAPサーバーとして Courier を利用することを考え、両者の連携について述べていきたいと思っています。
目次
- 従来よく使われてきた手法とその再検討
- sendmail と exim の比較
- POP3 と IMAP
- Maildir と mbox
- 想定する環境
- バーチャルドメイン
- Maildir
- exim - smtp デーモン
- exim のインストール
- 設定ファイルの書き方
- Courier-IMAP - POP3&IMAPデーモン
- Courier-IMAP のインストール
- 設定の仕方
- SquirrelMail - ウェブメール
- SquirrelMail のインストールと設定
- FML - メーリングリストドライバ
- FML の導入
- バーチャルドメインでの注意事項
付録
Thomas Pircher氏が、簡単な exim + Courier-IMAP + MySQL の入門を http://www.tty1.net/virtual_domains_en.html で公開しています。これを和訳して公開しています: